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9月の俳句
秒針の 闇に大きく 秋の夜

道端の吾亦紅 風に頷くや


吾亦紅=われもこう 秋に咲く花
| 物語 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
どたばた温泉旅行1 「私は行きたくない!!」
当初の旅行目的は、
「おいしいご飯と温泉の組み合わせは日本でしか体験できない。
若干11歳だが 風呂屋の娘とて、温泉大好きわが娘も
温泉めぐりに文句は言わないだろう。それに 日本のあちこちを
見て歩くのはアメリカ育ちの彼女にとっては立派な社会勉強。
だから、暑さを極端に嫌がる母を連れて、北海道の温泉を目指せば
3人とも満足する旅になるはず」
というものだった。

それが、いつの間にか
「途中下車して秋田の秘湯『玉川温泉』によって、北海道の温泉に行く」
と、秋田の温泉が加わり、
数年前に一度一緒に温泉旅行をしたことあるIさんに
「温泉に一緒に行かない?」
と誘うとひとつ返事で乗ってくれ、4人目が加わり、
「玉川温泉にはぜひ行きたいし札幌に親戚があるから札幌の宿は
夏は使っていない親戚のマンションに泊まったらいいから」
というEさんが加わり、母と私と娘、それに、Iさん(アメリカ駐在2年、
7年前に帰国)とEさん(アメリカ在住26年、5年前に日本へ帰国)の
二人を加えた面白い組み合わせの5人が、行きは電車を乗り継いで7日間で
秋田田沢湖の玉川温泉、函館の湯の川温泉、札幌市内のマンションに
宿泊しながら近くの温泉を巡るという今回の温泉旅行となった。

帰りは、最初はごとごとと電車に揺られて帰るつもりであったが、
「帰りは、電車で夜行に乗るの?札幌から東京は電車だと大変だよ。
私は飛行機で帰るわ」
というEさんの一言で自分たちも飛行機に変更。

秋田の温泉は、1ヶ月ほど前に秋田在住の友人が予約しておいてくれ、
函館の温泉宿はウェブを屈指して自分で予約を入れておいたが、
切符の手配は、こちらからレールウェーパスを持って行く私と娘のために、
前もってとることができず、私たちが日本についてから手配することに
なった。

出発の2日前にやっと切符の手配を終えてやれやれと思っていると、
母が爆弾発言。
「若い人たちとずっと一緒に一部屋では気を使うから、宿の部屋を
2部屋にしてほしい。それに 人の家にお世話になるのは気を使うから
札幌でも温泉宿をとってほしい。それでなくても、私は暑い時期に
弱いんだから、出かけたくない。そうできないなら私は行かない」
などと言い出した。

「暑いのがいやだってわかっているから、涼しいところに行って、
温泉宿に泊まって、食事は出てくるものを食べればいいし、
楽じゃないの?そんなに心配しなくても大丈夫なのに」
と私は、しばらくどうしようかと途方にくれてしまった。

部屋を増やすと同じ人数でも一人分の料金が上がるし、
それにせっかく使ってもいいといってくれているEさんの親戚の
マンションに私たちが泊まらないとなれば、Eさんが一人になってしまう。
せっかくみんなでわいわいと楽しく行くつもりなのに・・・。

考えられることは一つしかないが・・・それは、もしIさんがEさんの
マンションにお世話になることになったら、Eさんが一人という状況だけは
回避できるが、2人は私を挟んで知人であるというだけで、
それほど親しくないからどうするだろう?
と考えると頭の中はパニック状態。

同行者には迷惑極まりないとわかってはいるが、
年寄りのわがままを理由に「こうなったらしょうがない」と
腹をくくり、土壇場で予定変更する。

母、Eさん、Iさん、誰もが私にとっては気の置けない
かけがえのない人たちなのだが、よく考えてみると彼らは数回会ったと
いう程度の間柄で、気を使うという母の懸念も一理あり、
出発前日の夜遅くに宿の予約を変更し、2人に連絡を取る。

Iさんには電話連絡が取れたが、Eさんは電話はつながったものの
詳しい状況を説明する暇もなく切れた。後で聞くと、用事があって
出かけていたのだということだったが、こうなったら破れかぶれで
Eさんには事後承諾。かくかくしかじかでとEメールを打った。

(つづく)
| 物語 | 06:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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