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温泉旅行 2 女は衣装にうるさい
出発の朝が来た。
出かける前の時間は、いつのときでも楽しい予感に満ちている。
なんだかんだと文句を言っていた母も、
その希望を入れて予定を変更したので 
ご機嫌は上々で、出発の9時に遅れないようにと
6時過ぎたころに起だした私が台所にいくともう朝ごはんの用意をしている。

昨夜のこと、何を着ていったらいいかわからない
という母を手伝って支度をした。
「暑いかもしれないから」と薄物ばかりをバッグに詰めたがる母に
「秋田は山の中だから寒いよ。前に一度行ったときも寒かったし、
北海道だってきっと寒いと思うよ」と少しは涼しいときに着るものも
つめるようにいいながら、数時間を費やす。
何歳になっても女は衣装にこだわるらしい。

それにしても、母は衣装もちである。家にいるときは、おしゃれとは
程遠い荒いざらしのTシャツしか着ていないというのに、
おしゃれ着は、どれにするか決められないほど持っている。
「もうちょっと厚手のジャケットは無いの?」というと、
「そういえば、これもあるし、あれもあるし・・・」と
夏物のジャケットだけで何着も出てくる。

何しろ昔から母の楽しみはデパートでの洋服のショッピングと
決まっている。5年前に祖母が亡くなり気兼ねせずに自由に
出かけられるようになった今、予算の許す限りの衣装道楽を楽しんでいる。

そんなわけで、箪笥からあふれた母の衣装が、
家族が減り今は使わなくなったいくつかの部屋を占領しているという有様だ。
それを見るたびに「普段からもう少しきれいなものを着たらいいのに」
といつも思う。が、「洗濯、掃除、台所仕事をするのにきれいなものは 
やっぱりいらないか。都会の奥様じゃないんだからなあ。
買い物は自転車に乗っていくのだし・・・」とまた、思い直す。

そういえば、数日前に主人の母が
「私たちは、洋服なんて自由に手に入らないときを過ごして、
背広やワイシャツを直したり工夫して自分の洋服を作って、
どんなものでも着たの。おしゃれに苦労したから、
洋服が自由に手に入ると思うと手当たり次第に買ってしまいたくなるのよ。
あなたたちみたいになんでも手に入る人たちとは違うの。
いつでもなんでも手に入ると思えば、あんまり洋服には
こだわらなくなるのかもしれないけど」
と、母に負けず劣らず着道楽の主人の母が言った言葉を思い出す。

「こんなにあってもこれを着る人は一人。もったいないねえ。
サイズが合えば、私がもらうんだけどなあ」というと、
「箪笥につるしてあるだけでいいの」
と母が笑いながら言う。

そういえば、里帰りをしたときは、母の洋服のコレクションを
見せてもらうのが恒例行事となっている。
しかし、今回、数日前に一年ぶりの帰国をしたというのに、
短い滞在ということでついた翌日から名古屋に出かけ1泊し、
仕事や旅行の切符の手配やら何やらでそのときまで
母と満足に話もしていなかった。

旅行中はたっぷり一緒にいるんだからいいと私は一人ごちていたが、
母にはそれが不服だったのかもしれない。
「旅行のしたくを手伝ってもらうつもりだったのに」
と名古屋へと出かける私に母が恨めしげに言ったのを思い出す。

今回のその母のコレクション拝見にわが末娘までが加わってにぎやかだ。
彼女、若冠11歳であるが、洋服にはかなりうるさい。
ズボンとブラウスのバランスが悪いとか、
それとそれは色が合わないとか一丁前に難しい注文をつける。

彼女は、その前日、仕事で忙しくしている私に代わり母のお供をして
デパートに行き、母のブラウスを見繕ったという。

子供だろうと年をとっていようと、女は洋服にうるさい。

女が3人集まって「あれがいいかも、やっぱりこっちのが・・・」
と決めるまでに迷いに迷い、なんとか寝る前に荷物を詰め終わり、
母の準備は万端となる。


私は、台所で、昨夜 Eさんに出した事後承諾イーメールに
返事が来ていないだろうかとコンピューターを開けるが 返事は無い。

後は「野となれ、山となれ」。Iさんとも彼女とも東京駅の東北新幹線の
乗換え口で落ち合うことになっている。


| - | 03:07 | comments(2) | trackbacks(0) |
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| - | 03:07 | - | - |
コメント
イメルダ婦人ですか?
いいですね。
私も イメルダ婦人になりたいです。

旅行の話は、続きますので
ご期待ください。
| | 2006/09/14 10:33 AM |
私は全然気にしないたちですが
妹なんか靴100足の世界でしたからねぇ。
我が家ではこっそりイメルダ夫人と呼ばれてました。

で、旅行はどうでしたか?
| カルちゃんのママ | 2006/09/02 5:59 AM |
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